名前の由来について、ホーメルフーズ社は自社のウェブサイトで「SPAMはspiced hamの略ではなく、SPAMの意味はあくまでSPAMである」と述べている[4]。
元の名称は「Hormel Spiced Ham」であったが、インパクトに欠けていたため、売り上げが落ち始めた1930年代に名称が公募され、1937年7月5日に「SPAM」が選ばれた。イギリスの料理作家マーガレットパッテン(en)は著書『Spam ? The Cookbook』の中で「SPAMの名前はホーメル社副社長の兄弟で俳優のKenneth Daigneauが考えたもので、彼はこれにより100ドルの賞金を得た」と述べている[5]。
由来について「当初、ホーメルフーズ社自身により"Shoulder of Pork And haM"の略であると発表された」と言う人もいるが、ホーメルフーズ社の公式サイトにこの記述は無い。 このほかにも、一種のジョークとして「Something Posing As Meat」、「Stuff, Pork And haM」、「Spare Parts Animal Meat」のようなバクロニムが考えられている[6]。
アメリカでは「スパム」がホーメル社製品以外の類似肉製品の呼び名としても使われることが多い。そこでホーメル社は、商標の普通名称化を避けるために商標ガイドラインを発表しており、「SPAMはすべて大文字で書かなければならない。また、『スパムランチョンミート』のように、形容詞的に用いなければならない」と説明している。
56グラムのスパムには、7グラムのタンパク質、2グラムの炭水化物、15グラムの脂質(アメリカ人が1日に必要とする量(US Daily Value)の23%)が含まれている。脂質のうち6グラムは飽和脂肪酸であり、170キロカロリーである。ナトリウムは1日の摂取量の3分の1に達する。ビタミンとミネラルの含有量は少なく、ビタミンAは0%、ビタミンCは1%、カルシウムは1%、鉄は3%である。アメリカの食生活改善サイト「NutritionData.com」は、「スパムは飽和脂肪酸とナトリウムが多いため、ダイエットや健康に良くない」としている[7]。
以下に世界各地におけるスパムに関係した事象を上げる。
アジアの美術
よの付く言葉
スポーツのあゆみ
くの付く言葉
名犬マルチーズ
雨模様
猫ニャン
柴犬について
生命の誕生
りんごのほっぺ
版画
オークション
映画館
射撃
応用数学
トリックアート
証券取引所
乗馬
高血圧症
ゲートボール
2003 年時点では、41か国でスパムが販売されている。英語版の本項目を参照のこと。
米ミネソタ州のオースティンではSPAM Jamの愛称で知られた地方祭典があり、この中でパレードや景気付けに打ち上げられる花火と並んで、調理されたスパムは人気がある。
なおHormel Foodsが誕生したオースティンにはスパム博物館がある。
米ハワイ州とグァムはスパムの需要が最も高い地域の一つである。寿司に似た外観のスパムむすびはハワイ州において多くの人に愛好されている。スパムを薄切りにして焼き、飯に海苔で巻かれて留められる。
環太平洋地域のサイパン・フィリピンを含む南太平洋諸島においても、スパムは一定の需要がある。
第二次世界大戦中、連合国軍(ソビエト連邦を含む)に広く供給されたスパムではあるが、特に日常的に食べさせられた英国軍の兵士は、食べ飽きたスパムに対して嫌悪感すら抱いたため、いまだに英国内ではスパムに対して否定的な感情も存在する。(下記参照)(但し、現在のところ、イギリスはアメリカ、韓国に次ぐスパム消費国である。)
韓国のプデ(部隊)チゲは、韓国的な辛いスープでスパムやハム、ラーメンなどを野菜と共に煮込む鍋料理である。なお、韓国では、スパムは地元食品会社、CJ株式会社がホーメル社よりライセンスを受けて韓国国内で製造されたものが一般的である。
ソ連軍へのスパム普及に関しては、米国が提供したスパムの配給にニキータ・フルシチョフが少なからぬ貢献を果たしたという。
1997年にセイヴ・フェリスが食品のスパムをモチーフとした「SPAM」という曲を発表している。
スパムのファンには、1992年にイグ・ノーベル賞栄養学賞が授与された。